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【レポート】「日文研コレクション 描かれた「わらい」と「こわい」展 ─ 春画・妖怪画の世界 ─」

国際日本文化研究センター(日文研)では、細見美術館・京都新聞との共同主催によって下記の通り、収蔵資料の展示を開催しました。期間中には16,788人の方にご来場いただき、盛況の内に展覧会を終了することができました。

国際日本文化研究センターでは、1990年代より妖怪画や春画の収集・保存を進めてきました。現在、妖怪画は約350点、春画は約400点のコレクションとなりました。これらの資料はデータベースとして広く社会に発信しています。また、分野を超えた研究者たちとの交流によって共同研究も進められてきました。

しかし、これまで日文研コレクションを中心とした展覧会は行われてきませんでした。このたび開催された「日文研コレクション 描かれた「わらい」と「こわい」-春画・妖怪画の世界-」展が初めての日文研コレクション展となりました。

 

タイトル:「日文研コレクション 描かれた「わらい」と「こわい」展 ─ 春画・妖怪画の世界 ─」

会期 : 2018年10月16日(火)~12月9日(日)

会場:細見美術館(京都市)

特設サイト:http://www.emuseum.or.jp/exhibition/ex062/index.html

 

この展覧会は機関拠点型基幹研究プロジェクト「大衆文化の通時的・国際的研究による新しい日本像の創出」による研究成果の一環です。また、人間文化研究機構「博物館・展示を活用した最先端研究の可視化・高度化事業」の助成を受け実現しました。

(石上阿希)