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近世春画班研究会①レポート

研究代表者: 石上阿希
開催期間 :平成 29 年 6 月 23 日(金)
開催場所: 国際日本文化研究センター 図書館
報告:
本研究会では、東京・京都の摺師、彫師と協働で日文研所蔵鳥居清長筆「袖
の巻」の復刻を進めている。今回の研究会では、彫の作業が進んでいる一図
について、摺見本と原本とを比較し、彫・摺作業の校正を行った。江戸時代
の技術に対する理解を深め、その成果を再び彫・摺作業に還元するために、 浮世絵研究者と職人との間で彫・摺について議論を行った。
出席者:9名
渡辺和夫(渡辺木版)、 高橋由貴子(株式会社 高橋工房)、 朝香元晴 (匠木版工房)、 佐藤景三(佐藤木版画工房)、 北村昇一(北村木版工房)、 中山誠人(佐藤木版画工房)、 早川聞多(日文研・名誉教授)、 石上阿希(日文研・特任助教)、 今井秀和(日文研・機関研究員)