図録『CHINA GRAPHY—日本人のまなざしに映った中国』刊行
近代以降の日本人旅行者や研究者による中国各地の記録と表象(絵葉書・写真等)をテーマにした展覧会『CHINA GRAPHY—日本人のまなざしに映った中国』の図録が刊行されました(劉建輝・深尾葉子・伊藤謙の共編著による大阪大学総合学術博物館第23回企画展展示図録、発行:日文研、2021年1月刊行)。
本展は、近代以降の日本人旅行者や研究者による中国各地の記録と表象(地図・絵葉書・写真等)をテーマにした企画展です。国際日本文化研究センター所蔵資料、ならびに大阪大学大学院言語文化研究科・同大学総合学術博物館所蔵資料を利用し、戦前・戦後における中国各地の社会的変化、日本人の中国認識の変容、とりわけその間の両者の連続と断絶を検証し、戦前から今日に至る中国関連の記録・表象の変遷をたどるものです。日文研がこれまで収集してきた吉田初三郎鳥瞰図資料や明治・大正期の日本人が中国を記録した絵葉書や写真など、貴重な作品も紹介されています。
〇 関連情報
企画展「CHINA GRAPHY―日本のまなざしに映った中国―」
会期:2020年10月31日(土)~2021年1月30日(土)
会場:大阪大学総合学術博物館 待兼山修学館
主催:大阪大学総合学術博物館/国際日本文化研究センター
共催:大阪大学大学院言語文化研究科