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【お知らせ】(近代チーム画像班分科会連携活動関連情報) 3月13, 14日大正イマジュリィ学会第18回全国大会オンライン開催

大衆文化研究プロジェクトの画像班分科会では、近代日本における大衆的図像資料についての研究活動の一環として、大正イマジュリィ学会との連携活動に取り組んでいます。

大正イマジュリィ学会第18回全国大会(主催:大正イマジュリィ学会)が2021年3月13日、14日に開催されます。大衆文化研究プロジェクト関連情報として、下記にリンクを貼っています。

ZOOMを使ったオンライン方式で開催ですので、ご興味のある方はぜひご参加ください。

 

https://taisho-imagery.hatenablog.com/entry/2021/02/13/152636

 

  • 3月13日(土)第49回研究会(13:30〜15:45)

 

  • 小林かいち《二号街の女》と山名文夫《第五番街の夜》

神尾怜奈(慶應義塾大学文学部)

  • ポスタースタンプ〜最も小さな忘れられた広告〜

田島奈都子(青梅市立美術館)

  • 分離派建築会をめぐる歴史記述論

天内大樹(静岡文化芸術大学准教授)

 

  • 3月14日(日)シンポジウム「マンガの中の大正」(14:00〜17:00)

 

戦後のポピュラー文化のなかで、〈大正〉という時代は、何回も注目され、時にはブームを起こしてきました。しかし、その都度、注目されるポイントは異なっています。 時代としての〈大正〉は、その度違う点にフォーカスして表象され、新たな生命を与えられることを繰り返してきたとも言えるでしょう。今回はそれを「転生」という言葉で捉えてみたいと思います。「転生」は、行われる時代や人間とも大きな関わりがあります。誰が、いつ、どのような「大正」を生まれ変わらせてきたのか。本シンポジウムではマンガというメディアに絞って、それらを考えてみたいと思っています。

まずは、大阪の文芸におけるモダニズムを体現したと評されているプラトン社(1922~28)にあつまった人びとを描いて話題となった『エコール・ド・プラトーン』の作者、永美太郎氏に、制作の上で考えたことを講演してもらいます。その後、三 人の研究者が、三つの時代――1970 年代、90 年代、そして同時代――に発表されたマンガに、それぞれの視点から立ち向かっていきます。今〈大正〉を考えることは、現代という時代を考えること。そのような観点からこのシンポジウムを企画しました。

 

問題提起

転生する〈大正〉―ポピュラー文化における時代/歴史の表象

佐藤守弘(同志社大学教授)

 

基調講演

『エコール・ド・プラトーン』―時代マンガを描く時に考えたこと

永美太郎(マンガ家)

 

発表

  • 少女マンガと大正浪漫―『はいからさんが通る』を中心に

石田美紀(新潟大学教授)

  • 元号と都市のユートピアー『サクラ大戦』の「太正」帝都

村上敬(静岡県立美術館上席学芸員)

  • 無限の発見―社会・心性史として読む『鬼滅の刃』

水島久光(東海大学教授)

 

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