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【展示報告】2019.12/7-2020.2/25メキシコの知られざる大衆漫画「イストリエタ」展 (京都国際マンガミュージアムにて開催)

【展示報告】2019.12/7-2020.2/25メキシコの知られざる大衆漫画「イストリエタ」展 (京都国際マンガミュージアムにて開催)

【活動報告】京都国際マンガミュージアム・国際日本文化研究センター共同企画展「メキシコの知られざる大衆漫画「イストリエタ」展―民俗文化としての漫画表現―」を開催しました。

 

日本大衆文化研究プロジェクト・日文研可視化プロジェクトの一貫として、京都国際マンガミュージアム・国際日本文化研究センター共同企画展「メキシコの知られざる大衆漫画「イストリエタ」展―民俗文化としての漫画表現―」を無事に開催しました。

 

詳細は下記の通りになります。

 

◉展示日時:2019年12月7日-2020年2月25日

◯会場:京都国際マンガミュージアム

◯共催主催:京都精華大学国際マンガ研究センター、日文研

◯監修:大塚英志(日文研教授)

◯企画:アルバロ・ダビド・エルナンデス ・エルナンデス(Álvaro David Hernández Hernández)

◯観覧者:35,483名(ミュージアム全体の開催期間中の入場者数)

◉シンポジウム:2019年12月7日-2020年12月8日

◯観覧者:100名程度(1日に50名程度)

◉【ニコニコ美術館@京都マンガミュージアム】番組配信番組:2020年1月20日

◯閲覧数:8,594人(生放送の時点)

◉展示の話題をとりえあげたメデイア:

・TV(ニコニコ美術館):1件

・ラジオ(件KBS京都「ま~ぷる!竹内弘一のズキュ~ン」):1件(2020年1月28日)

・新聞:5件

 

「イストリエタ」という言葉はスペイン語で「漫画」のことを指します。日本における漫画研究は作者性を中心的に取り扱う傾向があります。メキシコの場合、イストリエタの研究は盛んであると言えませんが、その研究は人類学や歴史学の視点から行う傾向があり、日本とは対比的です。この展示はそういったメキシコの研究傾向を反映し、メキシコイストリエタ文化の大衆性に目を向けました。そのため、本展示は漫画表現を民俗文化として取り扱う視点を日本の漫画文化研究に再導入するきっかけにしたいという目的もあり、日文研・日本大衆文化研究プロジェクトの一環として実施しました。

 

展示開催日に合わせて、メキシコから、展示企画のキュレーター、アウレコエチェア氏とバルトラ氏、そしてメキシコのイストリエタ博物館館長ソト氏が来日し、二日間にわたりシンポジウムを行いました。アウレコエチェア氏とバルトラ氏は80年代にメキシコのイストリエタ研究の基盤を支えている一つの画期的な書籍(三巻)の作者であり、メキシコ国内外で広く知られているイストリエタ研究の先駆者です。またソト氏は漫画家でもあり、国内外のイストリエタ研究で最も貢献している人物の一人でもあります。彼の運営するイストリエタ博物館は、イストリエタの原画や関連資料のコレクションを最も多く所蔵するメキシコ唯一の博物館です。この3名が揃う贅沢なシンポジウムとなりました。

 

展示図録に上記3名の研究者の導入的な論文を収録し、展示会場で無料で配布しました。この図録は日本語での漫画比較研究に貢献する貴重な資料となるはずです。

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