ページを選択

【成果物】『〈キャラクター〉の大衆文化 伝承・芸能・世界』が刊行されました!

 

大衆文化研究プロジェクトの成果として株式会社KADOKAWAから、『〈キャラクター〉の大衆文化 伝承・芸能・世界』(編:荒木浩 前川志織 木場貴俊)を、2021年11月29日(月)に発売いたしました。本書は、好評をいただいている『日本大衆文化史』『禍いの大衆文化』『身体の大衆文化』に続く、日文研大衆文化研究プロジェクトの第4弾です。

日本の大衆文化のコアといえる「キャラクター」を古今の様々な事例から論じます。日本人の美人観は変化したのか、戦隊ヒーローに受け継がれた古典芸能の所作とは、映画「シン・ゴジラ」を古代神話の世界観で読み解くとどうなるのか、キャラクターそのものは異なる文化圏に向けて翻訳可能なのか……など、大衆文化や創作文化を考えるうえで重要なテーマに、気鋭の研究者17名が迫ります。

 

■収録内容(カッコ内は執筆者)
『〈キャラクター〉の大衆文化』

序 〈キャラクター〉と〈世界〉の大衆文化史(荒木浩)

【第1部 〈キャラクター〉とはなにか】
第一章 《キャラクター》と《人格》について(金水敏)
第二章 ヤマト・ハムレット七変化(芦津かおり)
コラム1 キャラクターと翻訳の可能性(マイケル・エメリック)

【第2部 美人というキャラクター】
第三章 美貌の歴史と美術の歴史(井上章一)
第四章 「世界三大美女」言説と戦後日本の美人観――小町とヘレネの交代から考える(永井久美子)
第五章 「キャラクター」としての麗子――画家・岸田劉生の《麗子像》連作から(前川志織)

【第3部 伝承世界とキャラクター】
第六章 「シン・ゴジラ」の世界観――キャラクター化された「荒ぶる神」と神話の世界(佐々木高弘)
第七章 空から獣が落ちてきた――雷獣攷(木場貴俊)
第八章 タヌキと戦争―日本のアニメ文化における伝承世界の展開(佐野明子)
コラム2 是害坊の近世受容――転生する天狗説話(久留島元)

【第4部 絵と芸能とキャラクター】
第九章 小林清親『百撰百笑』における清国人像(青木然)
第十章 時代劇映画ヒーローキャラクターの芸能史(山口記弘)
第十一章 歌舞伎とジャニーズ――形を変えて生き続ける文化伝統(深谷大)

【第5部 モダンカルチャー・プロジェクション】
第十二章 「ヤマト」から「ガンダム」へのメディア史――「記憶すべきもの」と「記憶する人々」(近藤和都)
第十三章 グループアイドルの世界観共有と補完――BiS・BiSHを対象として(江口久美)
第十四章 ビデオゲームのキャラクターと世界――「スパロボ」と「サガ」シリーズから考える(松井広志)

■執筆者
荒木浩、前川志織、木場貴俊、金水敏、芦津かおり、マイケル・エメリック、井上章一、永井久美子、佐々木高弘、佐野明子、久留島元、青木然、山口記弘、深谷大、近藤和都、江口久美、松井広志

■書誌情報
書名:『〈キャラクター〉の大衆文化 伝承・芸能・世界』
編者:荒木浩、前川志織、木場貴俊
定価:本体2500円+税
発売日:2021年11月29日(電子書籍も同日発売)
ISBN:9784044005672
発行:株式会社KADOKAWA

【試し読みはこちら】

 

■「大衆文化研究叢書」シリーズ
第1巻『日本大衆文化史』(編著者:日文研大衆文化研究プロジェクト)2020年9月18日刊行
第2巻『禍いの大衆文化 天災・』(編者:小松和彦)2021年7月28日刊行
第3巻『身体の大衆文化 描く・着る・歌う』(編者:安井眞奈美/エルナンデス・アルバロ)2021年11月12日(金)刊行
第5巻『戦時下の大衆文化(仮題)』(編者:劉建輝、石川肇)2022年2月刊行予定

リンク先
https://topics.nichibun.ac.jp/pc1/ja/sheet/2021/11/10/s001/
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000008923.000007006.html
https://www.kadokawa.co.jp/product/321910000168/