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2018年2月「Manga labo 4メキシコ版」(現代班)「イストリエタ、漫画と大衆文化:現代大衆文化から見たメキシコと日本」報告

2018年2月「Manga labo 4メキシコ版」(現代班)「イストリエタ、漫画と大衆文化:現代大衆文化から見たメキシコと日本」報告

【テーマ】「Manga labo 4メキシコ版」(現代班)「イストリエタ、漫画と大衆文化:現代大衆文化から見たメキシコと日本」

【開催日】展示H30年 1月 27日〜3月4日
シンポジウム H30年 2月 1日〜4日
国際集会 H30年 2月 3日
ワークショプ H30年 2月 1日・4日

【会場】
展示 バスコンセロス図書館(Biblioteca Vasconcelos)
シンポジウム 「Auditorio Piña Chan」講堂、メキシコ国立人類学歴史学大学・社会人類学学院 (Escuela Nacional de Antropología e Heistoria)
「Mezzanine Norte」講演会スペース、バスコンセロス図書館
国際集会 エル・コレヒオ・デ・メヒコ アジア・アフリカ研究センター
(El Centro de Estudios de Asia y África, El Colegio de México)
ワークショプ バスコンセロス図書館(Biblioteca Vasconcelos)

大衆文化プロジェクト

Manga Labo 4
「イストリエタ、漫画と大衆文化:現代大衆文化から見たメキシコと日本」   報告

大塚英志/アルバロ・エルナンデス
0 このイベントの日本側参加者

大塚英志(現代班/総括班)
アルバロ ダビド エルナンデス エルナンデス(現代班/総括班)
前川志織(総括班)
北浦寛之(研究部助教・近代班/総括班)
伊藤慎吾(国学院大学・古代・中世班/総括班)
香川雅信(兵庫県立歴史博物館学芸員・近世班/総括班)
山本忠宏(神戸芸術工科大学・国際日本文化研究センター客員准教授・現代班/総括班)
浅野龍哉(北京外国語大学 日本語学部専任講師、現代班)
石本悠馬(まんが家・現代班)

1 概要
今回のメキシコイベントはMANGA labo 4として「イストリエタ、漫画と大衆文化:現代大衆文化から見たメキシコと日本」を統一テーマに、大衆文化プロジェクト現代班アルバロ・エルナンデスの企画立案によって開催された。MANGA laboシリーズは大塚が前任校・神戸芸術工科大学の研究室のOBとともにや世界十か国で展開してきたプロジェクト「世界まんが塾」の日文研における後継シリーズブランドである。
MANGA laboは、まんが・アニメーションに関する創作ワークショップと学術系の進歩、研究会などを現地のニーズや体制、会場、予算に合わせ、フレキシブルに組み合わせ実施し、社会貢献や情報発信、ネットワークづくり、学術発表等を一体となって行うものである。これは、海外に於いて若いまんが・アニメーションの研究者は同時に創作や同人誌サークルのメンバーであり、「学術」のみのアプローチではネットワーク形成や、波及効果がアカデミアの表層的な部分に限られるからである。
今回は、2018年1月27日から3月4日にかけて①国際研究集会②シンポジウム③展示会④ワークショップの4つのプロジェクト3つの会場で、開催した。開催は、バスコンセロス図書館、メキシコ国立人類学歴史学大学・社会人類学学院、エル・コレヒオ・デ・メヒコ アジア・アフリカ研究センター、国際交流基金との共催、日墨友好基金(在メキシコ日本大使館/メキシコ公教育省)、CESJM(メキシコにおける日本サブカルチャー研究サークル)、Anime Latamの協力で、現地の多様な組織の協力のもと行なわれた。
中でも開催・運営ベースとなったのは、アルバロがメキシコシティーのまんが・アニメ若手研究者及びクリエイターを組織したグループCESJMである。同グループは将来、メキシコにおける日本大衆文化研究の中核となる存在である。

今回のイベントは4つの柱からなる。

 (1)国際研究集会
大衆文化プロジェクトの共同研究発表として行われ、日文研より5名が「大衆文化は「震災」をどう日本で描いたか」をテーマに発表した。助教等の若手を中心とし、プロジェクト各班と統括班(教科書プロジェクト)を兼任するものから構成した。

 

 

 

 

 

 


(2)シンポジウム

4日間にわたり、10つのセッション、全国の北から南まで、7つの州・20の異なる大学や研究機関から53人が「イストリエタ、漫画と大衆文化:現代大衆文化から見たメキシコと日本」をテーマに発表、討議をした。メキシコ国内の日本大衆文化領域の若手研究者をほぼ網羅した。在野や先達の研究者も参加した。発表者・聴衆含め、合計364人前後が参加した。

 

 

 

 

(3)展示会

「日本まんが・メキシコイストリエタ:漫画文化の対話」のタイトルで日本・メキシコのまんが作品を140点前後の雑誌、原画、本や複製された作品を通して、1920年代から現在まで、歴史的に対比する展示を、特に60年代から80年代前半を中心に開催した。メキシコの文化研究で従来、研究対象とされていなかったメキシコまんが(イストリエタ)を公的図書館で展示した。


バスコンセロス図書館は展示を紹介する短編動画を公開中(YouTubeとFacebook)
展示の紹介
• https://www.facebook.com/bibliotecavasconcelos.buenavista/videos/10155108273821669/

キュレーターJuan Manuel Aurrecoechea へのインタビュー
• https://www.facebook.com/bibliotecavasconcelos.buenavista/videos/10155125295421669/

キュレーター Armando Bartra へのインタビュー
• https://youtu.be/Yy4VmQM7SOw

キュレーター・企画 Álvaro David Hernández Hernández へのインタビュー
• https://youtu.be/boHu5_Z8jMo

大塚英志へのインタビュー
• https://youtu.be/N2MlZkn2PRA

 

(4)ワークショップ

昨年9月のメキシコシティーの二度に渡る地震に際し、その被災の記憶を子供たちが絵に書き、日本から随行した若手まんが家がアニメーションに編集するワークショップを国際交流基金の援助を受け行った。

完成された動画は国際交流基金メキシコ日本文化センターのフェイズブックで公開中です。

https://www.facebook.com/fjmex1/videos/1683091991714085/
https://www.facebook.com/fjmex1/videos/1683169051706379/

毎日新聞にも取り上げられました。

【動画の詳細】

• 監督 石本悠馬
• 技術 山本忠宏
• ナナシデザイン 浅野龍哉
• 企画 大塚英志
• 通訳 太田源

サポーター 国際日本文化研究センター 国際交流基金メキシコ日本文化センター Anime Latam バスコンセロス図書館 sekai-manga-juku

2 目的と意義

(1)研究者・研究組織をゼロから育成する
日文研では従来から、日本文化研究が未開拓な地域で研究の枠組を醸成、研究者の育成等をサポートする活動を一貫してきたが、近年は、北米やヨーロッパのエスタブリッシュメントな機関・組織との交流が増えている印象がある。しかし、大衆文化、特にまんが・アニメ研究は未開拓の領域であり、欧米がこの分野をリードしているとは言いがたい。大衆文化プロジェクト終了後も、この分野において、将来、日文研のカウンターパートとなる研究グループの各地域での育成が、プロジェクトを一過性のアドバルーンとしないために必要である。
メキシコに於いては院生クラスの研究者に日本大衆文化研究の機運があるが、組織化や日本側の研究の紹介も不十分なまま、北米経由の日本まんが・アニメの研究の影響下にある。今回はアルバロが組織したCESJMメンバーを軸に若手研究者及び、在野の研究者を一同に集めて、小規模なシンポジウムとセッションを連続させて行なう一方、同年代の若手研究者・クリエイターを日本から派遣することで、次世代の日本大衆文化研究が育つ機運を作ることを主目的とした。

(2)地震というメキシコ・日本の共通テーマによる横断的文化研究の提案
ヨーロッパなどのアカデミアでは良くも悪くも3・11がアカデミックなシンポ等のテーマとなり、関連する研究も多い。しかし、一方で、3・11以外の日々世界中で起きている大きな地震・災害の中で3・11のみが特権化している印象もある。2017年9月のメキシコの地震を論じる欧米、日本の研究者も例外的にしかいない。メキシコと日本はプレート上に位置し、地震とともに歴史を作ってきた点で共通の基盤がある。
今回の国際研究集会では、日本大衆文化を地震という視点から通時的に捉えていく視点を日本側に示すことにした。そのため、敢えて「3・11」以外の地震をモチーフにして発表することを若手には求めて、そのことで日本大衆文化史、あるいは日本文化史を地震との関わりを示し、地震を介して特定の領域に分断されない文化史を構築していくという、メキシコ・日本の共通のアプローチを具体的に示した。

(3)地震の記憶ワークショップ
3・11などの被害の記録・記憶については日本国内では、巨大モニュメントやハイアートの芸術家、学術研究などに少なからず税金を注ぎ込むものが極めて多い。今回は大塚グループが「世界まんが塾」で繋がってきたノウハウ(海外ではテロ後のパリのイスラム系学校、国内では知的障害者施設の児童を対象に行ってきた)を用いて、「地震の記憶」についてアカデミックな議論するのではなく、被災した子供らが自ら「絵」として記録し、ストーリーテリングの中に落とし込むことで、自力で「心のケア」をし、そして一本のアニメーションとして社会とシェアする、という工程を実践、ノウハウとして提供した。無名のまんが家一名とPC一台で行え、webで彼らが自ら発信できる、極めてリーズナブルな「地震の記憶」プロジェクトが可能であることを示すことが目的である。

 

 

 

 

 

 

(4)メキシコまんが資料イストリエタの学術的価値の発信

  日文研大衆文化プロジェクトで推進する一方、従来の学術研究が対象としてこなかった資料に対するアカデミアの側の態度が大きな問題となっている。メキシコでも「メキシコ」大衆文化研究が今後、展開して行く上での同様の問題が起きる。今回は、イストリエタという在野でのみ研究されて来た領域の資料展示に日本側が協力し、スポットを当てるとともに、資料保存や研究の機運の醸成の一助とする。

3 成果

(1)国際研究集会・・・「日本大衆文化を通時的に語る」ことへの手応え
エル・コレヒオ・デ・メヒコ アジア・アフリカ研究センターのストライキの「予定日」と重なり、当初、出席者数が不安だったが、最終的にオブザーバーを含め50名程度が参加した。「地震と日本大衆文化」をテーマとしたが、各発表の配列はアルバロが行い、5つの発表が全体として地震を切り口として「日本大衆文化史」の通史的な講義となるように設計された。
各発表者には、「3・11」「戦後のまんが・アニメへ」「妖怪」を主題とすることを敢えて禁じた。「3・11」に加え「まんが・アニメ」「妖怪」は単体のモチーフとして発信力が強すぎ、聞き手の関心がこれらのテーマそのものに限定されてしまう傾向がある。
今回は「地震を通じて日本文化史を通史的に見る」構成とし、5つの発表が「通史」として連動するようモデレートした。以下はその概要である。

①伊藤慎吾(古代・中世班)「『平家物語』「大地震」の特色と受容」は、「平家物語」中の地震記述を丁寧に追いながら、ややスパンは長いが中世から近世までの文芸の中での「地震」記述や地震観の変容を概観し、地震と日本文化史というテーマの導入的役割を担った。地味なテーマであったが、想像以上に質問などで強い反応があった。

②前川志織(総括班)「関東大震災と洋菓子産業をめぐる大衆的ヴィジュアル・イメージ」は、今回、中心的に扱う、「関東大震災後の大衆文化の隆盛」という視点を、代表して提示するとともに、菓子の広告・宣伝ツールなど、大衆文化研究における一次資料のありかたについて導入する役割を的確にはたした。


③北浦寛之(近代班)「関東大震災の記録映画とその表象」は、北浦が新たに確認した関東大震災の記録フィルムを元に、「止まった時計」など特定の表象が記憶のためにアイコン化することを示した。同時に、関東大震災というメキシコでも知られる地震について具体的な視覚イメージを示し、全体の発表が理解されていくベースを丁寧につくった。

④香川雅信(近世班)「関東大震災とキャラクター漫画」は、関東大震災後にキャラクター領域の文化が日本でいかに開花したかを玩具・グッズを中心とする膨大な資料で示した。「キャラ」という和製英語が海外では「学術化」し、日本のまんが・キャラクター研究がいささか神学論争化している中で、キャラクター研究に「モノ」などの一次資料に基づく歴史的研究の必要性を示すことになった。
⑤山本忠宏(現代班) 「まんが表現における「震災・戦争」—1930年代のまんがの見開きにおける個人の表出—」は、これらの発表を受けて震災後の「文化」としての大衆文化が、「戦時下の大衆文化」にいかに接続していくかを「まんがの見開き」ページにおける「群像と個人の描かれ方」の変容を例に示し、戦後のまんが表現の基礎が形成されたことを示し、全体の発表を戦時下・戦後につなげた。


各自の発表が単独で完結せず、常にそれ以前の発表者の視点を受け、かつ次の発表者への導入となるような流れを各自が自然に行なったことは特筆すべきである。今回は、関東大震災後から戦時下を通史的に描いたが、①「地震と大衆文化」というテーマの有効性②大衆文化研究における一次資料とはなにか③多領域にまたがり横断的に見ていくことの必要性、という日文研のメッセージが明確に示せた。敢えて「飛び技」としての「3・11」「戦後のまんが・アニメへ」を封じたことで、本質的な問題が伝わったと自負する。例えば、伊藤の平家物語と地震をめぐる発表が多くの質問を集めたことは特筆すべきであり、全体として大衆文化研究にあっては、諸領域の学術的基礎が重要である、という点が伝わった印象である。伊藤は終了後、博論のアドバイスを院生らから多く求められた。
前川、香川、山本らに対する質問も資料のあり方をめぐるものが多く、その点でも、北米の表象文化論的なテキスト解釈とは異なる、日文研の大衆文化研究の態度がが正しく伝わったと考える。
また、今回の国際研究集会参加メンバーは、大衆文化プロジェクト統括班(教科書プロジェクト)のメンバーでもあり、海外で、大衆文化の通史的な報告を行うことで互いの専門性の連携のあり方を含めて有意義であった。これは教科書プロジェクトを推進する大塚にとっての得がたい成果であった。「日本大衆文化を通時的に語る」ことへの手応えを得た。

(2)シンポジウム・・・若手・在野研究者ネットワークの拡大
  個別のシンポ・パネルの発表者・タイトルは別紙に譲るが、今回のイベントで、メキシコ国内で、メキシコシティに留まらず、各地域から若手日本まんが・アニメ研究者のエントリーが多数あり、在野研究者の参加も含めネットワークの拡大がなされ、後述するように参加者から独自に同様のシンポの地方開催の機運も醸成された。

(3)展示・・・イストリエタの「研究対象」としての市民権の確立へ
  イストリエタを在野で研究してきたSoto氏、農民文化史の立場から研究して来たBartra氏という、イストリエタ研究におけるレジェンドが展示会のオープニングで挨拶、若手に混じってシンポジウムにも参加することで、イストリエタの「市民権」獲得に大きく寄与した。メディア(後述)でも多数報じられ、国際研究者集会に於いてもイストリエタの資料の扱いについて質問が出るなどの波及効果も直ちにあった。
(4)ワークショップ・・・3本のアニメーションを子供たちと制作
  第1回目は10代後半を主とした学生にオブザーバーを加え約30名、第2回目は8−12歳の児童を中心に保護者・オブザーバーを含め60名が参加した。合計2回のワークショップで、3本の「絵巻アニメ」が完成、図書館で上映後、図書館のフェイスブック、国際交流基金(メキシコ)のHP等で発信される。
 「地震の記憶」を子供らに書いてもらうには当然、彼らの心の傷に触れるリスクもあるが、それについては図書館の児童担当職員との連携及び我々の連携でコントロールできて、アニメの構成は、①「どこでもドア」をくぐって子供らが地震の日に行く②地震の日に見たことを書く③地震の日に何かをしよう、と提案し、話し合い、それを絵にする④「何か」を置いて「今」に戻る、という構成としてストーリーテリングを組み込むことで「心のケア」の要素を持たせた。「声」もスマホ等で録音して組み込んだ。
  また、児童グループには別途、手製の絵本作成教材を保護者に配布し、自分たちで類似したワークショップを行えるようにした。
 4 反響と今後の発展
 メディアの反応
 期間中に確認出来たものが以下の通りである。

 テレビニュース:1件「Canal 22」(2018.02.02)文化テレビ(メキシコ文化省)の夜のニュースで取り上げられた。アルバロへのインタビューが放送された。
 新聞・web:9件以上

 ・

「Quadratin CDMX」(2018.01.30)ネットニュース。
 「バスコンセロス図書館で、まんがとイストリエタの1ヶ月」
 ・「El Heraldo de México」(2018.01.31)新聞(メキシコシティ)。
 「『日本まんが・メキシコイストリエタ:文化の対話』展示で結ばれるメキシコと日本」
 ・「Noticias 22」(2018.02.02)文化テレビ「Canal 22」ネット新聞(メキシコ文化省)
 「まんがとイストリエタ、描かれたメキシコ史と日本史」
 ・「El Deba
te」(2018.02.02)ネットニュース。
 「展示で日本まんがとメキシコイストリエタが合流した」
 ・「MUGS NOTICIAS」(2018.02.02)ネットニュース。
「メキシコにおける日本文化の影響が分析された」
 ・「huellas」(2018.02.02) ネットニュース。
 「まんがとイストリエタ、バスコンセロス図書館で公開された展示」
 ・「La Jornada」(2018.02.03)新聞(メキシコシティ)「文化」セクション。
「イストリエタとまんがを出発点にしたメキシコ文化と日本文化の対話」
 ・「La Jornada Aguascalientes」(2018.02.03)新聞(アグアスカリエンテス州)「社会」セクション。
 「メキシコにおける日本文化の消費と影響が分析された」
 ・「MUGS NOTICIAS」(2018.02.03)ネットニュース。にイストリエタのセッションが報道。
「メキシコイストリエタの歴史と進化が評価された」

 ※ワークショップに関しては日本国内でも「神戸新聞」「京都新聞」からも取材の申し込みがありワークショップ講師が記者の取材を現時点で受けている。
 ①メキシコ側からの提案
 ・メキシコの地方として今回のシンポジウムを受けた同様のシンポジウムの自主開催
 ・展示の地方展開
 ・北浦助教のメキシコ国内での日本映画連続映画上映会への招聘の打診
 ・展示の書籍化
 いずれも打診の段階だが、今回のイベントが公的機関の関心、研究者の研究機運を大きく刺激した例として報告する。
 ② 被災地へのまんが家継続的派遣

旧「世界まんが塾」はワークショップに講師として参加した若手まんが家・がそのまま各地域に移り住んで活動を継続することで長期的なプロジェクトとして今も進行中で、北京、トゥールーズ、アングレームの大学、教育機関に3名が赴任している。今回のワークショップの中心的な 存在だった石本悠馬も現地で活動する研究者らと合流、4月以降、地震被害のもっとも多かった先住民 の居住地域に入り、今回のプログラムを発展させる計画がある。これは日文研の直接のプロジェクトではないが、継 続的な社会貢献、国際貢献に繋がる。

③ 北米アニメーション学会での報告

学術的成果の一部は、今年6月カナダ・モントリオールにて行われる北米アニメーション学会に、今回の参加者からアルバロ、山本、そしてメキシコから1名の計3名によるパネル提供を計画、アカデミアへのフィードバックも行う。

 ④ 論文集・翻訳

web版(スペイン語)による論文集、重要論文の日本語訳など、学術的成果をまとめる作業も日文研予算を鑑みつつ行なう。

 ⑤ 暫定的入門書のスペイン語訳

大塚が講義に用いて来た私家版テキスト「キャラクターで見る日本まんが史」などを「同人誌」の形でスペイン語訳し提供する計画が進行している。

 5 総括
  このように、本プロジェクトは限られた予算の中で、4つのイベント行い、単発的なアドバルーンではなく、大衆文化プロジェクトの成果発信、若手研究者のネットワーク形成、研究機運の醸成、社会貢献に於いて、将来に向けた発展性のある内容となった。また、若手中心のプロジェクト運営の重要な先例となった。

【イベントの詳細】

Manga Labo 4
「イストリエタ、漫画と大衆文化:現代大衆文化から見たメキシコと日本」資料

(a)展示
タイトル:「日本まんが・メキシコイストリエタ」
期間:2018年1月27日〜3月4日
会場: バスコンセロス図書館(Biblioteca Vasconcelos)
Eje 1 Norte Mosqueta S/N, Buenavista, 06350 Cuauhtemoc, CDMX, Mexico
主催:日文研
共催: バスコンセロス図書館
国際交流基金
協力: 京都国際マンガミュージアム
参加人数:(図書館の来館者平均数:1日4,000人)

(b)シンポジウム
タイトル:「イストリエタ、漫画と大衆文化:現代大衆文化から見たメキシコと日本」
期間:2018年2月1日〜4日
シンポジウム:プログラム
2月1日木曜日
シンポジウム・セッション1「ファンの実践」
会場:「Auditorio Piña Chan」講堂、メキシコ国立人類学歴史学大学・社会人類学学院
10:00 – 13:00

1) Alvaro David Hernández Hernández (アルバロ ダビド エルナンデス エルナンデス)
所属:国際日本文化研究センター・プロジェクト研究員
タイトル:”Historieta, manga y cultura popular. Una propuesta hacia la translocalidad”
「イストリエタ、漫画と大衆文化-トランスローカリティ視点からの提案」
2) Aidee Alejandra Vázquez Domínguez (アイデー アレハンドラ バスケス ドミンゲス)
所属:イベロアメリカーナ大学・学部生
タイトル:“Fansub, apropiación y construcción de sentido: Una narrativa transmedia del fan”
「ファンサブ、奪用と意味の構築−ファンのトランスメディア物語」
3) José Alberto Flores Fajardo(ホセ アルベルト フロレス ファハルド)
所属:グアダラハラ大学・学部生
タイトル:“Coleccionismo y economía política de la nostalgia: Saint Seiya”
「コレクターとノスタルジーの政治経済学」
4) Tatsuya Asano(浅野 龍哉)
所属:北京外国語大学 日本語学部・日本人教師 まんが家
タイトル:“Los conciertos de Hatsune Miku y su verdadera naturaleza: Por qué cuando Hatsune Miku ‘agita el micrófono’ nosotros ‘agitamos las luces fluorescentes’”
「初音ミクのライブと感動の正体–初音ミクが『マイクを握り』僕らが『ペンライトを握る』理由」
5) Wendy López Gámez y Karla Tecuapetla Servín
(ウエンディ ロペス ゴメス、カルラ テクアペトラ セルビン)
所属: メキシコ国立人類学歴史学大学・学部生
日本サブカルチャー研究サークル
タイトル:“Crossplay, un análisis Queer desde la posmodernidad del género”
「クロスプレ−ジェンダーのポストモダンからからの『Queer』的分析」
6) Laura Ivonne Quiroz Castillo (ラウラ イボネ キロス カスティヨ)
所属: メキシコ国立人類学歴史学大学・学士
日本サブカルチャー研究サークル
タイトル:“El cosplay en escrutinio: construcción de la ilusión, dirección de la mirada y disputa de la fantasía.”
「コスプレを分析する−幻覚の構築、視線の監督、幻想の争い」
7) Daniel Ramírez Uribe (ダニエル ラミーレス ウリベ)
所属:社会人類学高等研究所・大学院院生
タイトル:“Apología a la ficción. Entre realidad, fantasía y configuración de identidades”
「空想の弁明–現実、幻想とアイデンティティ形成の間」

議論セッション1
会場:「Mezzanine Norte」講演会スペース、バスコンセロス図書館
15:15-16:45

1) Dr. José Ángel Garfias Frías y Mtro. David Cuenca Orozco
(ホセ アンヘル ガルフィアス フリーアス、ダビド クエンカ オロスコ)
所属: メキシコ国立自治大学・政治科学社会科学部・大学院
博士(ホセ )、修士(ダビド)
「ラ・フィニステラ」ポップカルチャー研究サークル
タイトル:“El estudio científico del videojuego, anime, cómic y manga dentro de la Universidad Nacional Autónoma de México, a partir de un enfoque de los estudios en Ciencias de la Comunicación.”
「メキシコ国立自治大学におけるテレビゲーム・アニメ・コミックとマンガの科学的な研究―コミュニケーション学の視点から」
2) Lic. Alfredo Rafael Loza Becerra (アルフレド ラファエル ロサ べセーラ)
所属:メキシコ国立自治大学・哲学文学部・大学院院生
タイトル:“Memorias F. Relaciones y segregación en los grupos de fanáticos del medio animanga”
「『F』の記憶−『アニマンガ』界隈のファングループにおける人間関係と差別」

シンポジウム・セッション2「メキシコ大衆文化の新しい表現」
会場:「Mezzanine Norte」講演会スペース、バスコンセロス図書館
17:40-19:30

1) Dra. Olivia Domínguez Prieto (オリビア ドミンゲス プリエト)
所属: メキシコ国立人類学歴史学大学・社会人類学学院院長
日本サブカルチャー研究サークル
タイトル:“Identidades juveniles y su expresión en el espacio público”
「若者アイデンテティと公共空間におけるそのアイデンテティの表現」

2) Gabriela Alcalá Cuevas (ガブリエラ アルカラ クエバス)
所属:グアダラハラ大学・学部生
タイトル:“Nihon rokku: el ignorado éxito musical de Japón en México”
「日本ロック–メキシコにおける知らざる日本音楽の成功」

3) Alain Zenizo Carrasco (アライン セニソ カラスコ)
所属:アグアスカリエンテス州立自治大学・学部生
タイトル:“Manga y anime gore. Contexto, Japón y su consumo en México”
「『Gore』(殺害・戦い・残酷シーン)のアニメとマンガ−文脈、日本、とメキシコにおける消費」

4) Jazmín Rodríguez Salas (ハスミン ロドリーゲス サラス)
所属:チアパス州立自治大学・修士課程
タイトル:“Conformación de la identidad “Otaku”: la influencia de su entorno social, prácticas sociales e interculturales”
「『otaku』アイデンテティの形成-社会的環境、社会的慣習と間文化的慣習の影響」

5) José Fernando Serrano Pérez (ホセ フェルナンド セラーノ ペレス)
所属:メキシコ国立自治大学・法学部・修士課程
タイトル:“Xipe-cosplay. Incorporación y performatividad de imágenes mediáticas japonesas en atavíos de danzantes tlaxcaltecas y en la práctica del cosplay en la Ciudad de México.”
「『Xipe-cosplay』―メキシコシティーのコスプレ実践における、トラスカルテカ族の踊り手による日本メディアから取られたイメージ(モチーフ)の受容とパフォーマンス」

6) Armando Leal Sánchez (アルマンド レアル サンチェス)
所属:バハカリフォルニア州立自治大学・学部生
タイトル:“Análisis estético-conceptual del manga y anime yaoi para la creación de una obra coreográfica”
「舞踊演劇を作るための『やおい マンガとアニメ』の美的・概念的分析」

2月2日金曜日

議論セッション2
会場:「Mezzanine Norte」講演会スペース、バスコンセロス図書館
13:00-15:00

1) Martha Patricia Barradas, Viviana Berenice Suárez y Cecilia Alitzel Trejo
(マルタ パトリシ バラーダス、ビビアナ ベレニセ スアーレス、セシリア アリトッセル トレホ)
所属:メキシコ国立人類学歴史学大学・学部生
タイトル:“La institucionalización del fandom: el fan, la Internet y el dogma”
「ファンダム(ファン・コミュニティ)の制度化−ファン、インタネットと教条」

2) Mtro. Cristhian Emmanuel Martínez (クリスティアン エマヌエール マルティーネス)
所属:バイェ・デ・メヒコ大学、サンルイスポトシ州キャンパス(私立)大学・学部生
タイトル:“ El cosplay, la influencia de la cultura japonesa”
「コスプレ–日本文化の影響」

シンポジウム・セッション3「メキシコ・イストリエタと日本まんが」
会場:「Mezzanine Norte」講演会スペース、バスコンセロス図書館
16:30-19:30

1) Dr. Armando Bartra Vergés(アルマンド・バルトラ・ベルゲス)
所属:メトロポリタン自治大学・ソチミルコ・教授
タイトル:(Sin título)
「(タイトルなし)」

2) Irving Emilio Calderón García (イルビング エミリオ カルデローン ガルシア)
所属:メキシコ国立自治大学・アカトラン高等研究部(歴史)・学部生
タイトル:“Adelita y las guerrillas. Una mujer pos’ revolucionaria.”
「『Adelita y las guerrillas』(アデリタとゲリラ)ポスト革命の女性」

3) Rubén Eduardo Soto (ルベン エドアルド ソト)
所属:『カリカチュアとイストリエタ博物館「ホアキン セルバンテス バソコ』館長・漫画家
タイトル:“Joaquín Cervantes Bassoco pilar de la historieta mexicana.”
「ホアキン セルバンテス バソコ−メキシコイストリエタの柱」

4) Tadahiro Yamamoto (山本忠宏)
所属:神戸芸術工科大学 まんが表現学科・助教
タイトル:“El principio de composición del manga japonés”
「日本まんがの構成原理」

5) Mtro. Gen Leonardo Ota Otani
所属:メキシコ国立人類学歴史学大学・博士後期課程
タイトル:“Origen y reflexión del término OTAKU, una sinopsis del libro de Eiji Ootsuka (Otaku no seishinshi), La historia de una mentalidad otaku”
「『OTAKU』という言葉の源泉と考察−大塚英志の『おたくの精神史』の概要」

6) Mtra. Yanet Jiménez Rojas (ヤネット ヒメネス ロハス)
所属:ホセ・マリア・ルイス・モラ博士研究所・修士(歴史)
タイトル:“Pasado y presente en Shin Gōmanizumu Sengen Special Sensō Ron (I).”
「『新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論 (I)』の過去と現在」

7) Jesús Pedro Ramos Salazar (へスース ペドロ ラモス サラサール)
所属:メキシコシティー自治大学・学部生
タイトル:“Rol, género y estereotipo como discursos míticos y normativos en Saint Seiya. Escamoteos tácticos como forma de resistencia”
「神話的・規制的な言説として、『聖闘士星』における役割、ジェンダーと理念型−抵抗として戦略的なごまかし」

2月3日土曜日

議論セッション3
会場:「Mezzanine Norte」講演会スペース、バスコンセロス図書館
13:00-15:00

1) Mtra. Angélica Nathalie Ortiz Olivares (アンヘーリカ ナタリエ オルテリス オリバーレス)
所属:メキシコ国立自治大学・哲学文学部・大学院・修士
タイトル:“Miradas orientalistas: la construcción mexicana de Japón a partir del proceso de recepción del manga y anime”
「オリエンタリズムの視線―マンガとアニメの受容過程を通したメキシコの日本の構築」

2) Antonio de Jesús Verde Soria (アントニオ デ ヘスス ベルデ ソリア)
所属:メキシコシティー自治大学・学部生
タイトル:“Las maquinitas de tortillería. Evolución del arcade”
「トルティーヤ作り機械−アーケードゲームの進化」

シンポジウム・セッション4「消費と文化的奪用」
会場:「Mezzanine Norte」講演会スペース、バスコンセロス図書館
16:30-19:30

1) Mtro. Alejandro Gutiérrez Lizardi (アレハンドロ グティエーレス リサルディ)
所属:イベロアメリカーナ大学・修士(講師)
タイトル:“La música Japonesa en el contexto Mexicano: Una melodía de fraternidad y colaboración”
「メキシコ文脈にける日本音楽–友愛とコラボレーションのメロディ」

2) Dr. Mario Bogarín (マリオ ボガリン)
所属:バハカリフォルニア州立自治大学・博士(講師)
タイトル:”Construcción de la noción de imaginario en el consumo de manga y anime”
「マンガとアニメの消費における社会的想像の観念の構築」

3) Fernando Ruiz Molina (フェルナンド ルイス モリナ)
所属:メトロポリタン自治大学・ソチミルコ・博士
タイトル:“Los descontentos de la fantasía: pensar lo otaku desde las periferias”
「幻想を不満に思っている人々―周辺から『Otaku』を考える」

4) Nadiezhda Palestina Camacho Quiroz (ナディエシダ パレスティナ カマチョ キロス)
所属:メキシコ国立自治大学・政治科学社会科学部・大学院・修士課程
タイトル:“La identidad friki-yucateca y sus prácticas culturales”
「ユカタン州の『friki』(おたく的)なアイデンテティとその文化的実践」

5) María José Díaz Perianza (マリア ホセ ディアス ペリアンサ)
所属:チアパス州立自治大学・学部生
タイトル:“Tránsitos del consumo cultural al performance”
「文化的消費からパーフォマンスへの通り道」

6) Pedro Hernández Orozco (ペドロ エルナンデス オロスコ)
所属:メキシコ国立自治大学・音楽学部・学部生
タイトル:“W-Otagei Performance”
「『W-Otagei』パーフォマンス」

7) Ángel Raymundo Morales Mata (アンヘル ライムンド モラレス マタ)
所属:社会人類学高等研究所(南東)(チアパス州)・学部生
タイトル:“Itinerarios subjetivos mediáticos de los aficionados a la cultura geek”
「『geek』文化ファンのメディア的・主観的通り道」

8) Edith Yazmin Montes Incin (エディット ヤスミン モンテス インシン)
所属:メキシコ国立自治大学・政治科学社会科学部・学部生
タイトル:“El Manga y el anime como instrumento de la diplomacia pública en Japón ¿lecciones para México?”
「日本の公的外交の手段としてマンガとアニメ−メキシコが学べること」

9) Isisquetzalli Pérez Hernández (イスイスケツアリ ペレス エルナンデス)
所属:チアパス州立自治大学・学部生
タイトル:Corporealización de los jóvenes otakus de Tuxtla Gutiérrez, Chiapas, narrativas de resistencia: caso “Pun pun”
「『おやすみプンプン』の事例―トゥストラ・グティエレス、チアパス州の『Otaku』若者による身体化―抵抗のそれぞれの物語」

2月4日日曜日

シンポジウム・セッション5「移民の経験から見た文化」
会場:「Mezzanine Norte」講演会スペース、バスコンセロス図書館
10:00-12:00
司会:Dra. Satomi Miura (COLMEX-CEAA)

1) Dinorah Lizeth Contreras Aragón (ディノラ リセット コントレラス アラゴン)
所属:メキシコ国立人類学歴史学大学・学部生
タイトル:“México a través de la mirada de Kazuo Nakamura. Viaje, arte y antropología”.
「カズオ・ナカムラの視線から見たメキシコ−旅、芸術と人類学」

2) Miguel Ángel Juárez (ミゲル アンヘル フアレス)
所属:メキシコ国立人類学歴史学大学・学部生
タイトル:“Luchadores mexicanos en Japón. Apuntes sobre migración deportiva”
「日本におけるメキシコレスラー–スポーツ移民に関するノート」

3) Brenda Marina Ayala Estrada (ブレンダ マリナ アヤラ エストラダ)
所属:メキシコ国立自治大学・哲学文学部・学部生
タイトル:“¡Sayonara Vatos Locos! La apropiación de la cultura chicana en Japón”
「『¡Sayonara Vatos Locos!』日本におけるチカノ文化の受容」

4) Dr. Shinji Hirai (シンジ ヒライ)
所属:社会人類学高等研究所(北東)(ヌエボレオン州)・博士(教師)
タイトル:“Comunidades japonesas y culturas viajeras en México: De la migración de braceros a la llegada de anime, manga y expatriados”
「メキシコにおける日本コミュニティと旅する文化–肉体労働者の妄想からアニメ、マンガと亡命者の到着まで」

5) Karina Juárez Morales (カリナ フアレス モラレス)
所属:メキシコ国立人類学歴史学大学・学部生
タイトル:“La imagen de Japón construida por los fans de México mediante Internet”
「インタネットにおいてメキシコファンが作った日本像」

6) Isaura Eugenia Sánchez Hernández (イサウラ エウヘニア サンチェス エルナンデス )
所属:メトロポリタン自治大学・ソチミルコ・博士課程
タイトル:“El Salaryman y el Godínez: contexto laboral y estilos de vida en las sociedades contemporáneas”
「『サラリマン』と『ゴディネス』−現代社会における労働環境と生活スタイル」

議論セッション4
会場:「Mezzanine Norte」講演会スペース、バスコンセロス図書館
12:10-13:00

1) Dra. Olivia Domínguez Prieto (オリビア ドミンゲス プリエト)
所属: メキシコ国立人類学歴史学大学・社会人類学学院院長
日本サブカルチャー研究サークル
タイトル:“El otro 19s. La ciudad rota y sus damnificados después del terremoto”
「9月19日の地震の別の側面−壊れた街と地震後の被害者」

シンポジウム・セッション6「漫画とイストリエタの社会生活」
会場:「Mezzanine Norte」講演会スペース、バスコンセロス図書館
13:10-15:15

1) Nadia Vázquez Díaz (ナディア バスケス ディアス)
所属:メトロポリタン自治大学・アスカポサルコ・学部生
タイトル:“La inexorable influencia del manga en la narrativa gráfica mexicana”
「メキシコグラフィックナレーションにおけるまんがの非回避的な影響」

2) Martha Patricia Barradas J., Gabriel Mandujano A., Olga Natasha Hernández V.
(マルタ パトリシア バラダス、ガブリエル マンドゥハノ A.、オルガ ナタシャ エルナンデス )
所属:メキシコ国立人類学歴史学大学・学部生
タイトル:“Yaoi en México: Mictlán un estudio de caso.”
「メキシコにおける『やおい』―ケーススターディ」

3) Alan Alexis Cruz Castro (アラン エレクシシ クルス カストロ)
所属:メキシコ国立自治大学・哲学文学部・学部生
タイトル:“Siluetas, pensar los personajes desde el borde de su figura.”
「輪郭―形の外部からキャラクターを考える」

4) Gabriela Tinoco Meneses (ガビリエラ ティノコ メネセス)
所属:メキシコシティー自治大学・学士
タイトル:”Entre el smuth y el yaoi: Anotaciones del viejo romanticismo, y el erotismo del manga y el anime moderno”
「『smuth』と『yaoi』の間―古きのロマン主義と現在のまんがとアニメのエロスについての考察」

5) Shiori Maekawa (前川 志織)
所属:国際日本文化研究センター・特任研究員
タイトル:“Manga e ilustraciones infantiles en la publicidad de Morinaga Seika”
「キャラメルのグラフィック広告と子ども文化:森永製菓の童画と漫画による広告表現に注目して」

主催: 日文研
共催: メキシコ国立人類学歴史学大学・社会人類学学院
日墨友好基金(在メキシコ日本大使館/メキシコ公教育省)
バスコンセロス図書館
国際交流基金
協力: メキシコにおける日本サブカルチャー研究サークル(CESJM)
Anime Latam
参加人数: 発表者のみ(合計):53名
来館者のみ(合計):311名
発表者+来館者(合計):364名
1日目:発表者(17名)来館者(38名)
2日目:発表者(11名)来館者(41名)
3日目:発表者(11名)来館者(238名)
4日目:発表者(14名)来館者(32名)

(c)国際集会
タイトル:「大衆文化は「震災」をどう日本で描いたか」
期間:2018年2月3日
会場: エル・コレヒオ・デ・メヒコ アジア・アフリカ研究センター
Entronque Picacho-ajusco 20, Fuentes del Pedregal, Tlalpan, 010740 Ciudad de México, CDMX, Mexico
主催: 日文研
共催: エル・コレヒオ・デ・メヒコ アジア・アフリカ研究センター
国際交流基金
参加人数:50名
プログラム:
司会:Amaury García (エル・コレヒオ・デ・メヒコ アジア・アフリカ研究センター センター長)
通訳:Gen Leonardo Ota Otani(太田原)

10:30  Amaury Garcia センター長 挨拶
1)伊藤慎吾(日文研客員研究員・古代・中世班)
「『平家物語』「大地震」の特色と受容」
2)前川志織(日文研特任研究員・総括班)
「関東大震災と洋菓子産業をめぐる大衆的ヴィジュアル・イメージ」
3)北浦寛之(日文研専任教員・近代班)
「関東大震災の記録映画とその表象」
12:15 質疑
13:00-15:00 休憩
15:00
4)香川雅信(兵庫県立歴史博物館学芸員・近世班)
「関東大震災とキャラクター漫画」
5)山本忠宏(日文研客員教員・現代班)
「まんが表現における「震災・戦争」—1930年代のまんがの見開きにおける個人の表出—」
16:10 質疑
17時終了

(d)ワークショップ
タイトル:「絵巻物アニメをつくろう」
期間:2018年2月1日と4日
会場:バスコンセロス図書館(Biblioteca Vasconcelos)
主催:日文研
共催: バスコンセロス図書館
国際交流基金
強力:Anime Latam
参加人数:一回目30名、2回目60名

開催・共催

 

期間・団体 代表・担当
主催 国際日本文化研究センター 小松 和彦 日文研所長

大塚英志    日文研教授(企画)

Álvaro David Hernández Hernández プロジェクト研究員(企画)

共催 メキシコ国立人類学歴史学大学・社会人類学学院(ENAH大学) Olivia Domínguez Prieto.

社会人類学学院院コーディネーター

バスコンセロス図書館(BV図書館) Daniel Goldin H.館長
エル・コレヒオ・デ・メヒコ アジア・アフリカ研究センター

(COLMEX大学)

Amaury García センター長
国際交流基金メキシコ日本文化センター 杉本直子 センター長
協力 補助金:日墨友好基金(在メキシコ日本大使館/メキシコ公教育省)
京都国際マンガミュージアム 雑賀 忠宏(担当)
CESJM:メキシコにおける日本サブカルチャー研究サークル Laura Ivonne Quiroz Castillo
Anime Latam Alejandro Gutiérrez Lizardi

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